ベランダにもたれかかり
夜更けの街を見下ろしている
生ぬるい風が吹いて
霧にかすむ街灯が揺れてる

くゆらすタバコの煙
いつしか天使の姿に変わり
行き交うタクシーがわめき
奏でるチープなジャズに合わせ歌い出す

 
 
Sha la la… Sha la la la…
何度も 何度も くり返し歌っておくれ
優しく 激しく Sha la la la…
三日月も酔っぱらって この夜が明けるまで


ねぐらを探し うろつく
背中に「あの頃」をしょって
片手には希望のワイン
信号はウインクするばかり

案外、気楽なもんさ…
誰にも知られず つぶやく彼に
寄り添うカラスの群れが
独りじゃないさ…とワルツで踊り出す

 
 
Sha la la… Sha la la la…
何度も 何度も たおやかに踊っておくれ
優しく 激しく Sha la la la…
朝陽が目を覚ます この夜が明けるまで